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白血病幹細胞―最も研究が進んでいるがん幹細胞―

電子書籍販売価格(税込):
1,100

商品コード:
11030_13
著者:
岩﨑 浩己
出版社:
癌と化学療法社 出版社HP
発行:
2014年
ページ数:
5ペ-ジ
ファイル容量:
1.33MB


閲覧対応端末:
電子書籍閲覧対応端末


閲覧可能台数:
3台(購入日より1年間ダウンロードが可能)


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内容紹介

Leukemia Stem Cell

Summary
 Cancer is the main cause of death in advanced countries. It has become progressively clear that cancer cells are distributed in a developmental hierarchy, in which whole cancer tissues originate from cancer stem cells(CSCs). CSCs were first discovered in a case of acute myeloid leukemia. Leukemia stem cells(LSCs)are resistant to conventional chemotherapies because of their dormancy and are therefore the cause of minimal residual disease and relapse. Many investigators are working to develop novel therapeutic strategies for eliminating LSCs. LSC biology is discussed in the first part of this review, and the therapeutic approach to LSC targeting is described in the latter part.

要旨
 先進国における死因の約半数をがんが占める現在,がん幹細胞コンセプトに基づく治療法の開発に注目が集まっている。腫瘍組織を構成するがん細胞のすべてが均一な造腫瘍能を有しているのではなく,少数存在するがん幹細胞のみが自己複製を行いながら腫瘍を再構築する能力を保持していることが明らかとなり,究極の治療標的はがん幹細胞であることが認識されるようになった。このような腫瘍内ヒエラルキーの存在を初めて実験的に証明したのは,急性骨髄性白血病における白血病幹細胞の同定であった。白血病幹細胞の多くは細胞周期の静止(G0)期にあるため,通常化学療法に抵抗性で微小残存病変や再発の原因となっている。多くの研究者が白血病幹細胞を特異的に死滅させる治療法の開発に取り組んでおり,その成果が少しずつみえてきた。本稿では,最も研究が進んでいるがん幹細胞としての白血病幹細胞を取り上げ,その細胞特性を標的とした新規治療法開発,白血病幹細胞研究をめぐる今後の課題について概説する。

目次

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癌と化学療法 41巻3号 2014年3月号トップへ

【特集】幹細胞とがん

▶白血病幹細胞―最も研究が進んでいるがん幹細胞―…岩﨑 浩己

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