現在のカゴの中

商品合計数量:0

商品合計金額:0円

クーポン値引:0円

カゴの中を見る

検索条件

商品カテゴリから探す
出版社から探す
キーワードから探す

電子書籍閲覧リーダーソフトは下記のアイコンをクリックすることによりインストーラをダウンロードすることができます。また、詳しいの電子書籍閲覧方法については「ヘルプページ」をご確認下さい。


乳癌患者に対するホスアプレピタントおよびエピルビシン塩酸塩投与による血管痛に対するデキサメタゾンの効果

電子書籍販売価格(税込):
1,100

商品コード:
11328_13
著者:
亀田 慶太、木場 崇剛、小川 喜通、木本志津江、梶梅佐代子、岡田 優子、森井 奈央、髙橋 寛敏、市場
出版社:
癌と化学療法社 出版社HP
発行:
2014年
ページ数:
3ペ-ジ
ファイル容量:
0.99MB


閲覧対応端末:
電子書籍閲覧対応端末


閲覧可能台数:
3台(購入日より1年間ダウンロードが可能)


※電子書籍閲覧方法についての 詳細はこちら

内容紹介

Effect of Dexamethasone on Vascular Pain Caused by the Administration of Fosaprepitant Dimeglumine and Epirubicin Hydrochloride in Patients with Primary Breast Cancer

Summary
 Epirubicin hydrochloride injection is indicated as a therapy for patients with primary breast cancer. This drug has been reclassified as a drug with high emetic potential according to the American Society of Clinical Oncology Guidelines for Antiemetics in Oncology. Therefore, patients who receive this agent should also receive fosaprepitant dimeglumine, an anti-emetic agent. However, it has been reported that fosaprepitant induces vascular pain when used in anthracycline-based regimens administered via the peripheral veins. In order to relieve the fosaprepitant and epirubicin-induced vascular pain associated with vasculitis, dexamethasone was administered at the onset of vascular pain. There is a possibility that the fosaprepitant and epirubicin-induced pain may improve owing to the administration of dexamethasone; however, further trials are required to confirm the effect of this method.

要旨
 乳癌治療においてエピルビシン塩酸塩は化学療法の中心的役割を担う薬剤であるが,この薬剤を組み入れた治療レジメンは,制吐薬適正使用ガイドラインで催吐リスクが高く分類されるものが多い。そのため,レジメンにホスアプレピタントなどの制吐剤が組み入れられることが推奨されている。しかし,これらの薬剤は静脈内投与後,血管痛や静脈炎を多く発症する可能性のある薬剤として知られている。今回われわれは,エピルビシン塩酸塩投与中に発症した静脈炎を伴う血管痛に対して,デキサメタゾンを投与することで鎮痛効果を得ることができた症例を経験したので報告した。ホスアプレピタント後のエピルビシン塩酸塩による血管痛に対して,デキサメタゾン投与が有用である可能性が認められた。本治療法の有効性を確認するため,今後さらなる症例を重ねた臨床研究が必要であると考えた。

目次

癌と化学療法 TOPへ
癌と化学療法 41巻10号 2014年10月号トップへ

【薬事】

▶乳癌患者に対するホスアプレピタントおよびエピルビシン塩酸塩投与による血管痛に対するデキサメタゾンの効果…亀田 慶太ほか

このページの先頭へ