内容紹介
目次
Rad Fan TOPへ
Rad Fan (10月臨時増刊号) 12巻 12号 トップへ
【DIVISION 1】放射線科領域のIVR
Rad Fan (10月臨時増刊号) 12巻 12号 トップへ
【DIVISION 1】放射線科領域のIVR
□My Bookmark 私のお気に入り製品
▶RIVAL PTAバルーンカテーテルとシャントPTA~特に動静脈吻合部~
伊藤誠明(京都第一赤十字病院)
電子書籍閲覧リーダーソフトは下記のアイコンをクリックすることによりインストーラをダウンロードすることができます。また、詳しいの電子書籍閲覧方法については「ヘルプページ」をご確認下さい。
□My Bookmark 私のお気に入り製品
▶RIVAL PTAバルーンカテーテルとシャントPTA~特に動静脈吻合部~
伊藤誠明(京都第一赤十字病院)
2013年の診療報酬改定に於いて、3カ月に1度とはいえ漸くシャントPTAにも18,080点が認められるようになった。それまでは内シャント血栓除去術3,130点のみであったためどう工夫しても基本的に赤字の手技であったが、十分利益を出しうる点数を与えられた以上、デバイスの価格にも配慮する必要が出てくる。
シャントPTAに用いられるバルーンカテーテルは、大まかに対応ガイドワイヤが0.035inchの通常型と、0.018/0.016inchの特殊型とに分けられる。特殊型は細い部位の通過性にアドバンテージがあるが、どうしても単価が高い。製品によって価格は異なるので非常にいい加減な概算になるが、通常型バルーンカテーテルであれば3カ月に2本までは十分に黒字となる(一度に2本使う他に、短期の再狭窄で2回PTA施行するというパターンも含む)。
Bard RIVAL PTAバルーンカテーテルは2011年に発売された0.035inchガイドワイヤに対応する末梢血管用PTAバルーンカテーテルであり、メディコン社が販売している。最近、動静脈吻合部をターゲットとしたシャントPTAでよく使用しているので紹介したいと思う。