内容紹介
鎖骨下静脈穿刺はCVカテーテル・ポート留置のために施行されるが、近年医療安全の観点から合併症のない安全な穿刺が求められている1、2)。USガイド下穿刺には短軸・長軸法があるが、いずれの方法でもプローブのアタッチメントをつけて穿刺を行うと穿刺針(通常のCVカテーテル・ポートに付属のもの)の長さが足りず静脈に達しないことがある。また、できるだけ合併症を少なくするという観点からは細径針を選択したい3)。そこで我々は、トップ吸引針21G15cmとMicropuncture introducer setを組み合わせて、アタッチメントを使用した細径針(21G)によるUSガイド下鎖骨静脈穿刺法を初学者等の場合に施行している。今回は、本法に使用するdevice及びその特徴や使用感について報告する。
目次
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Rad Fan (10月臨時増刊号) 12巻 12号 トップへ
【DIVISION 1】放射線科領域のIVR
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【DIVISION 1】放射線科領域のIVR
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▶トップ吸引針とMicropuncture introducer set(COOK)を用いたアタッチメントを使用した細径針(21G)によるUSガイド下鎖骨静脈穿刺
森田 亮(帯広厚生病院)