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Rad Fan (2月号) 13巻 2号 トップへ
【特集1】RSNA100周年─画像医学の歴史と未来
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【特集1】RSNA100周年─画像医学の歴史と未来
●Stairway to RSNA / RSNA Award Report
▶3D Printed Liver Models forDiagnostic and Surgical Assistance:How to Prepare Data, Print and Utilize?
診断と手術支援のための3Dプリンタで作成された肝臓モデル:どのようにデータを準備し、どのようにプリントし、そして、どのように利用するのか?
森 健策(名古屋大学)ほか
第100回目の記念の開催となるRSNAに参加、そして、発表する機会に恵まれた(図1)。教育展示における発表では幸いにもMagna Cum Laudeまでいただくことができた。非常に光栄なことであり、とてもうれしく思う。今回の教育展示は、“3DPrinted Liver Models for Diagnostic and Surgical Assistance:How to Prepare Data, Print and Utilize ? ”と題し、近年医療分野でも話題となっている3Dプリンタを取り上げ、肝臓領域を対象としてCT画像からどのようにして3Dプリンタによって臓器モデルが作成され、それがどのように臨床の場で利用されるかを解説したものである。この研究は、名古屋大学医学系研究科、名古屋大学情報連携統括本部、名古屋大学大学院情報科学研究科メンバーの共同研究の成果を発表したものであり、実際の臨床利用までを見据えた解説であったことも受賞理由の1つかもしれない。