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Rad Fan (4月号) 12巻 4号 トップへ
【特集2】少し大人の画像診断ソフト
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平原信一(テラリコン・インコーポレイテッド)
- 2019年10月01日
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モダリティー機器の進化による膨大なデータ発生量に対応するための様々な方策とその対処に関してはそれが言われ始めた10年ほど前から様々な対応がされてきた。HDD単位辺りの保存容量の増加はまだとどまることを知らず、特にストレージはペタバイト単位の声も聞こえてくる時代に入り、その保管方法もオンプレミスからクラウドへと、多様な方向へと変化の流れも進んできている。またデータ自体の管理方法も、統合管理の方向へと向かっているように思われる。弊社は16年前の創業以来3Dベンダーとして製品開発を続けてきたが、3D用のデータというのは、創業時でも他の検査データに対してそのボリュームは大きかったように記憶している。今でこそすべてのデータを受け入れるPACSベンダーが当たり前であるが、ほんの数年前までは、Thin Sliceの保存には難色を示されたケースが多かった。