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癌と化学療法 40巻6号 2013年6月号トップへ
【Current Organ Topics】Central Nervous System Tumor and Glioma脳腫瘍,グリオーマ
▶総括…髙 橋 弘
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【Current Organ Topics】Central Nervous System Tumor and Glioma脳腫瘍,グリオーマ
▶総括…髙 橋 弘
他臓器の癌治療に比べてなかなか進歩がみられなかったグリオーマに対する治療法も経口のアルキル化剤であるテモゾロミド(temozolomide,テモダールとして保険収載)という化学療法薬の登場によりここ10年で大きな変革がみられ,神経膠芽腫の生存率も徐々に向上してきている。しかし,生存期間中央値2年を達成するにはまだ不十分であり,さらなる治療法,治療薬の登場が待たれるところである。そこで,本稿では化学療法薬のdrug delivery systemに関して最近注目を浴びている二つのトピックスと新しい抗悪性腫瘍薬としてその効果が強く期待されている二つの話題に焦点を当ててみた。