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アンケート調査による外来がん化学療法に伴う味覚異常の発生に関する検討

電子書籍販売価格(税込):
1,100

商品コード:
10769_13
著者:
石川 徹、森田 純子、河内 啓子、田頭 尚士
出版社:
癌と化学療法社 出版社HP
発行:
2013年
ページ数:
6ペ-ジ
ファイル容量:
1.42MB


閲覧対応端末:
電子書籍閲覧対応端末


閲覧可能台数:
3台(購入日より1年間ダウンロードが可能)


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内容紹介

Incidence of Dysgeusia Associated with Chemotherapy for Cancer

Summary
 Chemotherapy for cancer has been reported to have many side effects. Dysgeusia or taste disorder is a common complaint among cancer patients undergoing ambulatory chemotherapy. The present study was undertaken to establish the importance of dysgeusia as a side effect of chemotherapy in these patients. The study included 356 patients who visted Shikoku Cancer Center to undergo outpatient cancer chemotherapy. Of these patients, 156(43.8%)experienced dysgeusia. Of the 156 patients, 34 were male and 122 were female. The incidence of dysgeusia was higher in patients receiving FOLFOX6(oxaliplatin+5-FU), docetaxel(DTX), paclitaxel(PTX), docetaxel+cyclophosphamide(TC)or epirubicin+cyclophosphamide(EC)than in those receiving other regimens. When the occurrence of dysgeusia was difficult to define, the changes in taste sensations were subtle for salty and umami taste. This disorder affected appetite: 87.2% of patients experienced loss of appetite. In addition, 66.7% of patients were distressed by this disorder. Dysgeusia may significantly reduce the quality of life of patients undergoing chemotherapy for cancer. Therefore, patient support is important for patients who experience dysgeusia.

要旨
 がん化学療法は様々な副作用が出現することが知られている。そのなかでも味覚異常は患者からの訴えが多い副作用であるが,その実態については未だ不明な点が多いのが現状である。そこで今回われわれは,外来がん化学療法施行患者における味覚異常の発現状況を明らかにするためアンケート調査を行った。対象は2010年6月~2012年2月までに独立行政法人国立病院機構四国がんセンターにおいて外来がん化学療法を施行した患者356名である。対象患者のうち味覚異常ありと回答があったのは156例(43.8%)で,男女比は34 :122であった。レジメン別ではoxaliplatin+5-FU(FOLFOX6),docetaxel(DTX),paclitaxel(PTX),docetaxel+cyclophosphamide(TC),epirubicin+cyclophosphamide(EC)で高頻度に味覚異常の発現がみられた。味覚異常の発生は1サイクル目から認められ,発生時期は抗がん剤投与後1週間以内とした症例が60.3%と最も多かった。次に,味の感度については塩味,うま味が鈍感になると回答した症例が多くみられたが,二つ以上の味で変化したと回答した症例が87.2%であり,多彩な症状を呈すると考えられた。また,味覚異常が食欲に与える影響では104例(66.7%)の症例で味覚異常により食欲が低下したと回答しており,味覚異常の発生が患者のQOLを著しく低下させる可能性があることが示唆された。以上のことから,味覚異常は外来がん化学療法施行患者の約半数で発生していることが明らかとなり,がん化学療法を行っていく上で十分に留意すべき副作用であると考えられた。また,味覚異常の発生に際しては服薬指導や栄養指導など患者サポートが重要であるとともに,その治療法および対策を確立する必要があると考えられた。

目次

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癌と化学療法 40巻8号 2013年8月号トップへ

【調査研究】

▶アンケート調査による外来がん化学療法に伴う味覚異常の発生に関する検討 石川  徹ほか

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