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糖尿病とがん―疫学研究からのエビデンス―

電子書籍販売価格(税込):
1,100

商品コード:
11980_13
著者:
井上真奈美
出版社:
癌と化学療法社 出版社HP
発行:
2015年
ページ数:
4ペ-ジ
ファイル容量:
5.07MB


閲覧対応端末:
電子書籍閲覧対応端末


閲覧可能台数:
3台(購入日より1年間ダウンロードが可能)


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内容紹介

要旨
 近年,国内外において多くの疫学研究が蓄積され,糖尿病は様々な部位のがんリスクを増加させることが明らかとなっている。システマティック・レビューやメタ・アナリシスの流行により,より客観的そして量的尺度も含んだ評価が盛んに行われている。これらの結果から糖尿病とがんとの関連は,特に肝がん,子宮内膜がん,肝内胆管がん,膵がんで強く,肝外胆管がん,胆嚢がん,腎がん,膀胱がん,食道がんの他,大腸がん,胃がん,非ホジキンリンパ腫,卵巣がん,乳がん,肺がんでも有意にリスクの増加が示されている。一方,前立腺がんについては負の関連がみられているのが特徴である。日本人における糖尿病とがんとの関連については,最近,日本人を対象とした大規模コホートの統合解析により,糖尿病既往により全部位のがんの発生リスクは約20%上昇することが報告されている。糖尿病に関連するがんでは,高血糖,インスリン抵抗性,そして高インスリン血症が重要な役割を果たしているというのが最有力の仮説である。一方,糖尿病とがんとの関連はこの両疾病に共通する関連要因である肥満,運動などの影響も受けていると考えられる。

目次

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癌と化学療法 42巻5号 2015年5月号トップへ

【総説】

▶糖尿病とがん―疫学研究からのエビデンス―…井上真奈美

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