内容紹介
肝胆膵がんの多くは診断時にステージが高く,進行した状態で診断されることが多い。したがって,局所にとどまっている症例においても切除可能例は必ずしも多くはないのが現状であろう。肝胆膵がんの治療成績向上のために,早期発見により早期がんを数多く診断する多くの努力が払われてきている。肝がんや胆囊がんでは,その早期診断レベルも向上してきてはいる。しかしながら,多くの肝胆膵領域の悪性腫瘍の診断は,無症状時点での早期発見が難しいことが多く,未だ進行例が多いのが現状である。多くの肝胆膵がんにおいて外科切除がその治療手段において最も有効であるが,また唯一の根治療法であることには変わりはない。
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癌と化学療法 42巻10号 2015年10月号トップへ
【Current Organ Topics】Liver, Pancreas, Biliary Tract Cancer肝・胆・膵 癌肝胆膵がん切除後再発に対する再切除
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▶総括…宮 崎 勝